物乞いやホームレスへの対応どうしてる?

東南アジアやインド方面を旅行していると、毎日のように遭遇する、道端に座り込んでいたり外国人旅行者を見つけると付きまとって来る、ある種の人達。

 

「プリーズギブミーマニ〜」

 

そう、物乞である。

 

物乞いたちは、腕が片方ない、両足がない、幼い子供を連れている、盲目である、年寄り、などなど、いろんな理由を持って自分は普通に仕事が出来ないから可愛そうでしょアピールを仕掛けてくるのである。

 

平和で豊かな日本からやって来た旅行者が物乞いの人達に遭遇すると、可愛そうと思ったり同情したりしてしまう。

 

しかし日本では考えられないことに、東南アジアやインドでは物乞いビジネスや、実はお金を持っているのに小遣い稼ぎとして物乞いをやっている、などの偽物乞いが非常に多い。

 

自分は豊かな国からやって来たのだから、全ての物乞いに施すことは無理だけど、少しくらいは現地の本当に困っている人の助けになりたい。

 

「でも・・・偽物乞いに施すのは不愉快だ!」

と思うのである。

 

そんな時に、小生がこれまで見てきた多くの各種物乞いから学んだ、

  • 本当の生活困窮者
  • そんなにお金には困っていないくせに物乞いをやっているただの怠け者
  • プロの物乞い

の見分け方をお話ししたいと思います。

 

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物乞いビジネスって?

要は物乞いの元締めがいるって事。

マフィアと呼ばれる人達。

 

小生が聞いた話では、借金が返済できなかったなどの理由から人をさらって来て、その人の腕や足を切ってしまい路上に放り出し物乞いをさせる。そういう物乞いをわ数十人管理下においている元締めがいるみたいだ。

 

元締めがいる根拠に、東南アジアの大都会にあるまだ人通りの多い時間帯の路上には、10mに一人くらいの高密度でいる物乞い達も、人通りのなくなる夜中になるとあら不思議、忽然と皆んな姿を消すわけである。

 

盲目だったり、足がなくて地面を這いながら物乞いをしていた人達が全くいなくなる。なんでかというと誰かが迎えにきているから。

 

 

小遣い稼ぎで物乞いをやってる怠け者

このタイプも結構多く、例えば自分の子供にわざとぼろ切れみたいな服を着せて物乞いをさせている親。

 

じっくりとその子供の動きを観察していると、誰かから小銭を貰ったりすると少し離れた場所にいる親に貰ったお金を渡しに行っている事が分かる。そして親は次のカモを見つけてせびってこいと子供をリリースするわけ。

 

こういった怠け者物乞いは、真っ当に働かなくてもお金が手に入ってしまう旨味を覚えてしまっている。物乞いを稼業としてしまうと以後マトモに働こうとしなくなってしまうので、特に子供の物乞いには注意したい。

 

人の優しさや同情心を利用したやり方は小生嫌いだ。

この物乞いは本物?それとも偽物?本物と偽物の見分け方

本当の生活困窮者か偽物か。小生、初めは全く区別がつかなかったものだが、でも次の点を見ればだいたい区別がつくと思うのでご参照あれ。 

偽物乞いの特徴
  • 毎日シャワーを浴びている感じがあり、髪の毛のカットも上手く床屋に行っている感じがある。
  • 爪の中や肌の細胞の間が黒ずんでる。
  • 目や雰囲気に余裕がある。

 

全ての物乞いに施すのは無理。小生が物乞いにお金を施す時の判断基準

これはもうその物乞いから感じた悲壮感や切羽詰まった雰囲気から判断する以外はない。

 

小生は上に書いた偽物乞いの特徴、に当てはまった物乞いにお金をあげることはない。

 

夜中に人通りのなくなった路上で、それでも一人で座り込み頭をうなだれている人や横たわっている人は本当の生活困窮者だと思う。

外国人物乞いに対しての小生の考え

外国人物乞いなんているの?って日本で暮らす人は思うかもしれないが実際にいるのです。実は何を隠そう、このブログの管理人である小生も、昔タイのバンコクでホームレスを経験済みである 笑。

 

ここでいう外国人物乞いとは、欧米や日本などの豊かな国から旅行者としてやって来たのに、現地で物乞い化してしまった人の事。カンボジアからバンコクにやってきた、みたいな物乞いの話ではないので。

 

なぜ外国人物乞いがいるのか

パスポートやお金を紛失したり事件に巻き込まれたりして貴重品を全て失った人。

 

怠慢や現実逃避。ゆるい東南アジアなどを訪れてみると、忙しかった自国での生活に戻るのが嫌になり帰国する気力を失う人もいるし、滞在先でのゆるい生活を少しでも長く続けたいと遊んでいるうちに、貯金が底を尽きてしまった自業自得な人もいる。

 

外国人物乞いへの対応

小生は基本完成にスルーする。なぜなら、豊かな国から入国できたという事は自国の大使館もあるだろうし、自分の国の知り合いなどに送金して貰うなど出来るので。

 

それに、豊かな国から来た外国人が本当に現地で生活困窮者になってしまったとしても、ローカルの物乞いの人に比べたらお金の稼ぎ方などの知識もあるはず。頭をひねれば、自分が外国人であるという立場が収入を得る手段にもなる。

 

上でも述べたが、小生がバンコクでホームレスになった時、自分が日本人であるという事が収入に変えられピンチを乗り越えることが出来た。

 

外国人物乞いにあげるお金があるなら、現地の本当の生活困窮者にお金をあげたいと思う。