南インド。椰子が茂るコヴァラムビーチ。こじんまりとして静かに滞在したい人向け

この記事は、沈没系トラベラーの小生が2018/04下旬に南インドのコヴァラムビーチを訪れた時の旅行記です。

 

最終的に小生はコヴァラムビーチには3泊しかしませんでした。コヴァラムビーチの沈没に不向きだった理由や、逆に良かった面などを書いてみました。

 

《コヴァラムビーチ》

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  • この記事の日程を実際に旅したのは2018/04/下旬

 

 

コヴァラムビーチはどんなとこ?

コヴァラムビーチがある場所は南インドにあるケララ州。インドという国は逆三角形のような形をしていて、ケララ州は逆三角形の下端に位置している。

 

ビーチはアラビア海に面していて結構波が高く日によってはサーフィンができる。

 

小生がコヴァラムビーチを訪れたのは4月下旬。ちょうど南インドが雨季に入る頃の時期だったようでちょうど閑散期。外国人観光客はまばらで、ほとんどがインド人観光客って感じであった。

 

 

ビーチはこんな感じだったよ

 

ジリジリと肌を焼く太陽

白い砂浜と青く澄んだ空のコントラスト

たえるこなく打ち寄せる白い波

目を細める程に眩いビキニギャル

 

「あぁ、俺は南国のビーチタウンに来たのだ」

「まさに旅の最中のリラックスタイム」

 

 

「さあ、さっそくビーチへ行ってみよう」

 

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「・・・・・・・」

 

ん?!コヴァラムビーチは南インドで最も綺麗なビーチって聞いていたぞ。

ビキニギャルもいないではないか!

いったいどうしたことか。。。

 

湘南のほうが・・・いいかな俺は

☆インドを旅するバックパッカー界隈ではコヴァラムビーチは有名らしいのですが、綺麗なビーチを求める人が目指す場所ではないですね。

 

 

この写真はビーチ前の通り

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ご覧の通り人がいない。

お店のシャッターも結構閉まっていた。

まさにオフシーズンであった。

 

しかし、いくら閑散期とはいえ地元の人達も住んでいるわけなので全てのお店やレストランが閉まっている、という事はないのでそこら辺は心配無用。

タバコもジュースもビールも買えるし、勿論レストランも開いている。

 

ビーチ沿いの手の込んだウォールアート

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なんだかやたらとウォールアートが上手いな。

★インドって、家や会社・店などの壁にもペンキで広告を書くんですよ。しかもすごく上手なやつを。だからかは知りませんが、ウォールアートもハイレベル。

 

 

 

コバラムは椰子の木だらけ。むしろ他の木があまり生えていない

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ビーチは"あれ"だったが椰子の木は南国ムードを盛り上げてくれる

 

コヴァラムビーチにはビーチが2つあって、この岩場を境にそれぞれ南北に分かれている

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インド人だらけでしょ

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ほぼ、外国人はいない。ハイシーズンの外国人比率が気になるところ。

 

サーフショップ

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☆ビーチではローカルサーファーとサーフィンに挑戦中の外国人旅行者をそれぞれ数名見ました。が、小生がコヴァラムビーチを訪れた時の波はせいぜいテイクオフとワンアクションのみって感じでした。

 

ビーチから離れたらこんな感じ

これはビーチから少し奥に行った通り

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この辺りで最も存在感があるのは椰子の木である

椰子達の合間を抜けて行く潮風が心地いい

足元の小川を覗き込むと沢山の小魚が水面を揺らしている

 

のんびりと散歩するにはいい感じでしょ

 

椰子が密生していた涼しい木陰道を抜けると、こじんまりとした建物が並ぶ通りに出る。

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その建物のほとんどは、個人経営のゲストハウスか売店である。6畳ほどの小さな店舗に多種多様なナッツ類を詰めこんだ瓶が足の踏み場もないくらいに積まれていたナッツ類専門店が印象的だった。

 

さらに歩を進めると、こじんまりとしたとてもカラフルなヒンドゥー寺院がある。

コヴァラムビーチの生活事情

食事事情

基本外国人旅行者の多い場所なので、ビーチ沿いのレストランへ行けば洋食やフライドライス的な軽い中華料理も食べられ、また海の街なのでシーフードも豊富であった。レストランではもちろんインド料理も食べられ、少し値は張るものの衛生面もそれなりにしっかりとしているので「ちょっとローカル食堂は衛生面的にイヤ」って方でも安心して食べらるので安心。


ビーチエリアのレストラン

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看板に
ミールスが70ルピー(約110円)
チキンビリヤニが150ルピー(約250円)
と書いてあった。

実際にこのレストランでミールスを食べてみよう
ミールスはこんな感じ

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ミールスとはインドのカレー定食。
写真のようにご飯と数種類のカレーが付く

★もしあなたがインドに来たならば、必ずミールスを食べて欲しい!なんとこのミールス、お代わり自由なんです。勿論追加料金なしで(追加料金払うなら別にお得感ないしね)。ミールスがお代わり自由なのはこの店だけの特典ではなく、インドでミールスはお代わり自由なのがデフォルトなのです。




そしてミールスを食べる際には、インド人のように手で食べるのが基本となる。たまにこちらが外国人だからとスプーンを付けてくれる店もあるが、最初は外国人が手で食べていると好奇心から、インド人のジロジロとした視線を感じ少し恥ずかしいものの、慣れてしまえば手でも上手く食べられるようになり視線も気にならなくなる。インド人の視線が気にならなくなるまで少し慣れる必要がある。

ちなみにこれがチキンビリヤニ

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ライスの中にゴロっとしたチキンが埋まっている。チキンビリヤニは付属のヨーグルトを和えて食べますがめちゃくちゃ美味いのでおススメ。

 

シーフードはこんな感じ

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宿事情

これは小生が泊まっていたゲストハウス

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小生がコヴァラムビーチに到着し、宿探しをしながらウロウロとしていたら売店のおじさんに声をかけられ紹介してもらった。ビーチから少し奥まった場所にありとても静か

 

8畳ほどの部屋にダブルベットと机が置いてあり、ファンルームのトイレシャワー付きでローシーズンプライスで500ルピー(約815円)。

ハイシーズンは800ルピーになるとの事。

 

小生が調べたら中では300ルピーの部屋が最安。逆にプール付きのオーシャンビューのホテルはローシーズンプライスで1500ルピーほど

ネット事情

インドのSIMカード。キャラが何故パグなのかは謎

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  • 小生がインドで使っていたイSIMはボーダフォン。電波は良好。動画もサクサク
  • wifi……これはお店や宿次第であるが、小生の泊まっていたゲストハウスのwifiはサクサク動画が動いた。ほぼ全てのレストランにフリーwifi有り

*小生がコヴァラムビーチに滞在した3日間のうち、一度だけ半日以上の停電があった。停電している間はwifiも使えなくなるので注意

コヴァラムビーチで節約生活してみた生活費

ある日の小生の家計簿を参考に

詳細は、

○朝昼兼用のチキンビリヤニとコーヒー128ルピー
○コバラム行きのバス18ルピー
○コバラムでの宿500ルピー
(他に300の宿が有った。面倒なので移動なし)
○1Lの水×2本が40ルピー
○コーラ40ルピー

ミールス70ルピー
○巨大パイナップル100ルピー
○スパイストウモロコシ30ルピー
ネスカフェ10ルピー
○焙煎コーヒー25ルピー
○タバコ1箱60ルピー
計1021ルピー(1650円)

だいたい節約すればこんな感じ。

さすがインド!物価が安い!

 

椰子の木陰で一休み

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アラビア海に日が沈む

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コヴァラムビーチへの行き方

まずは、コヴァラムビーチの最寄りの都市トリヴァンドラムを訪れて下さい。

トリヴァンドラム到着後、イーストフォートバススタンドという場所に向かって下さい。イーストフォートバススタンドからコヴァラムビーチ行き路線バスがでています。

↓コヴァラムビーチ行き路線バス乗り場
Mahathma Gandhi Rd, East Fort,Pazhavangadi, Thiruvananthapuram, Kerala 695036
https://goo.gl/maps/5z3r3hXggEC2
スマホのグーグルマップが開きます


場所はKSRTC11番、1番南側端のバス停で英語でも書いてありました

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バスも結構頻繁に出ています。すぐに乗車出発でき30分ほどでコバラムビーチに到着します。バスを降りる場所は、終点か終点から一つ前。
バスの運賃は失念しました!確か12ルピーほど

おわりに

コヴァラムビーチの良いとこまとめ
  • 地元の人たちがめっちゃ穏やかで優しい
  • 洋食や中華などのローカル料理以外も簡単に食べられる。残念ながら日本食はなし。
  • エリア全体がこじんまりとしているので生活しやすい。
  • 記事ではふれていませんが、コヴァラムビーチから路線バスで30分の場所にトリヴァンドラムという州都があり買い物など便利。KFCもある。
  • 海水浴やサーフィンができる。
コヴァラムビーチの微妙なとこまとめ
  • ビーチが狭いので開放感がない
  • ビーチが綺麗でない。
  • ビーチエリアのレストランが値がはる。
  • 海以外のアクティビティや遊びの場が限られているので人によってはすぐに飽きる。

おまけ

今回の記事の冒頭で、ほぼインド最南端のコヴァラムビーチと紹介させて頂きました。

 

最後に紹介させて頂く写真は、ほんとうのインド最南端の街"カニャクマリ"の写真です。

 

カニャクマリはインド最南端のこじんまりとした田舎町

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カニャクマリは田舎町ですが、インド最南端という事でヒンドゥー教の聖地になっているため、インド全国からの巡礼者で活気があった

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カニャクマリでは、ベンガル湾・インド洋・アラビア海の3つの海が交わり、また、海から登る朝日と、海へ沈んでいく夕陽が見られるスポットとして現地では有名

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では、インド最南端からブログを読んでくれているあなたへ乾杯

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GOD BLESS YOU.

            気取りすぎましたね (笑)

 

次回も乞うご期待