南インドの絶壁ビーチ、ヴァルカラビーチならビーフカレーやチベット料理が食べられるよ
アラビア海へ沈む夕陽
《バルカラビーチ/インド》
バルカラビーチってどんなところ?
古くから欧米人の旅行先として有名だった模様。現在(2018/05)はちょうど雨季に入る頃、というわけで外国人旅行者はまばらだが、沢山のインド人旅行者で賑わっている。
また、バルカラビーチにはチベット人が多く住んでいて、チベット系のレストランや土産物店が軒を連ねてる。チベット人は見た目が日本人に似ているのでそういう意味で親近感がある。
バルカラビーチはどこにあるの?
バルカラビーチは、南インドの中でもより南側にあるケララ州にある。ケララ州の州都トリヴァンドラムからバスか列車で2時間ほど。
地形が特徴的!
バルカラビーチはエリアの地形が特徴的。
街とビーチが崖によって隔てられている。
ヴァルカラビーチは崖の上から海を見下ろすかたちになり眺めが良い。
ビーチはこんな感じ
ビーチへは階段を使い崖上から下りるのだが、この階段が結構大変。
砂浜は、まだ貝殻だった形跡が残る粒の大きな砂と、パラパラパウダーのキメの細かい砂が混ざっていた。
バルカラビーチは波が高いので海水浴には向いていない。(年中波が高いのかは不明)
バルカラビーチでの生活事情
食事はどんな感じ?
やはり外国人の多いエリアという事でパスタやハンバーガーなどの洋食があちこちにあった。
あと、基本インドでは牛肉を食べないのだが、ここバルカラビーチにはビーフカレーが普通にあった。↓これがビーフカレー(厳密にはビーフマサラという)
記事の冒頭で触れたように、バルカラビーチではチベット料理が食べられる。次の写真がチベット料理のトゥクパ(チベットの麺)とチベット餃子のモモ。
スパイスたっぷりの連日インド料理に疲れた胃には東アジアの味がとてもしみる。
ちなみにヴァルカラビーチで洋食を食べるなら「cafe del mar」というレストランがオススメ。他のレストランの洋食は、アジア人がとりあえず見真似で作ってみたよ的な味付けが多いのに対しcafe del marの洋食は結構しっかりした味の洋食であった。
↑cafe del marのスパゲティ。
これはミールスというインドのカレー定食。このミールスは80ルピー。ミールスはお代わり自由がデフォなので嬉しい。
しかもこのミールスの店はビーチフロントにありしかもエアコン付きの店。こんなおシャンティな店でこの値段はお得感満載。
バルカラビーチにはシーフードを出すレストランがたくさんある。
こんな感じのレストラン兼クラブみたいな店があり夜はトランスを流している。
宿は?
宿はザ!ホテルって感じの高級ホテルも数件あるものの、基本はこじんまりとした個人経営のゲストハウスが中心。なのでヴァルカラには大きな建物がなく、全体的に崖の上の村って感じでゆったりと時間が流れている。
ネット環境
インドのボーダフォンSIMの調子は?
小生はインドのボーダフォンSIMを使っていましたが電波は良好。動画も余裕でOK。
wifi環境は?
ツーリストエリアのレストランはほぼフリーwifi完備なので心配無用。ただ、バルカラビーチはなぜかよく停電をするのでそこがネックだ。停電は長引くと半日ほど続いた。
バルカラビーチへの行き方
あなだがバルカラビーチ最寄りの都会、トリヴァンドラムにいる事を前提に説明します。
とりあえずトリヴァンドラムセントラルバススタンドへ行って下さい。そこから"コーラム"行きのバスに乗り"カランバラン"で下車。カランバランでバスを降りる場所は下の地図●1の場所。
↓カランバランでのバス乗り換え場所
●1で下車したら、●2の場所からバルカラタウン行きのバスに乗り、バルカラタウンからビーチまでは一応8ルピーで路線バスも有りますが、およそ3kmの徒歩圏内です。
バルカラビーチの良かったところ
- とにかく地元の人が穏やかで親切でフレンドリー。
- 崖の上の村って事で少し秘境感がある。
- 海に面し崖の上に村があるため風がよく通って夜は結構涼しく過ごしやすい。
- ゲストハウスやレストラン、売店などが狭い範囲に固まっているので便利。
バルカラビーチの微妙だったとこ
- バルカラビーチには近場に都会がないので万が一急病などの時困る
- ビーチのツーリストエリアにはATMが見当たらないので、わざわざ路線バスに乗って街まで行く必要がある。
- 海以外のアクティビティがこれといってない
おわりに
小生、バルカラビーチには約3週間半ほど滞在しました。
地元の人達が穏やかで親切で、海が見える部屋に格安で泊まれ、ツーリストエリアに生活に必要なものが揃っていて便利で快適に滞在できた、という事が大きかったと思います。
もし、あなたが南インドに来る機会があれば、小生はバルカラビーチをおススメします。